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2022.02.08 | BLOG

私たちは「町工場(まちこうば)」なのか? by 専務

いつも有り難うございます。

田村商店の専務でございます。

 

 

いきなりアイデンティティを喪失したかのようなタイトルで、この人どうしちゃったの??

逆に目覚めちゃったの?? 、、、、というわけではありません。

 

 

皆さんは町工場という存在をご存知ですか?

どんなイメージを持たれているでしょうか?

 

 

町工場って聞くと

「あーネジとか作ってる」 → お笑いの中川家さんやモンスターエンジンさんのコントの影響が大きいのかもしれません。

「あのロケットの部品の」 → 池井戸潤さんですね。阿部寛さんですね。そう「下町ロケット」。

注)下町ロケットの工場は従業員200名、売上高100億円の屈強な会社ですので、

あれぐらいの規模が普通の町工場なんだと誤解なされぬよう・・・・

 

どちらにせよ、何か工場で職人さんがものづくりをしているというのが

ざっくりとした町工場のイメージかもしれません。

 

そもそも町工場って、どんな定義なのでしょうか。

町で工場してるから「町工場」・・・・

いやそのままやん 笑

 

こういう時は一旦ネットで調べてみよう・・・

カチカチ、よいっしょっと・・・

 

町工場 定義 ⇒ 「町なかにある小さな工場」

 

 

たった11文字・・・・

いやほんまにそのまんまやん 笑

何となくわかってたけど驚くほどシンプルであっさりで潔い説明。

でも確かにそうやんね。そうなるよね。ごめんごめん。

でも、もう少しだけ情報が欲しかった気持ち、これは甘えなのかな。

 

改めてポイントとしては

①大自然の中にあったらあかん

②大きめな工場はあかん

この①②の条件が当てはまれば正式な町工場として認められるわけですね。

 

更に言いますと工場に対して「こうじょう」と読むか「こうば」と読むかで

かなりニュアンスが変わってきます。

いやどうでもええやんと思った人おおいかもやけど、ここはけっこう重要ですよ!!

 

「こうじょう」と言いますと、やはり大きな規模を想像させます。

そう、もう何というかオートメーション化している大規模なFACTORY感(乏しい表現力すみません!)を感じますよね。

規模感で言うとCostcoくらいのイメージですね。私は好きですよCostco。工場ではないけど。

 

「こうば」って言うと、小規模で急に親近感が沸きます。

お父さんが「ちょっとこうば行ってくるわな」と家族に言ってる温かい絵がすぐに浮かぶのは

私が九条育ちで幼少期にボルトを玩具にしたり、砂鉄を集めて遊んでいた町工場界のサラブレッド

だったからでしょうか。「こうば」は柔らかい響きですね。

 

これらのことから、私たちは大阪市西区の九条という町の中で小規模な工場を営んでいますので

めちゃめちゃ「町工場(まちこうば)」なんです。

そして九条というエリアは商店街があったり下町の良い雰囲気をもっているので、まさに町工場が

ある場所としてはベストロケーション。ノスタルジックでええ味出てますよ九条。

 

 

場所的要件良し、規模的要件良し、雰囲気良し、人情有り。

以上、田村商店は全力で「まちこうば」でした!!

 

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